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作品8 [アート]

「10日間アートチャレンジ」 八日目

 題名:「印象 伐折羅(バザラ)大将 新薬師寺」 
 サイズ:F20号

実は、
仏像・仏画・仏教美術にも 大変 興味があります。
ここ数年の年賀状は、新薬師寺の十二神将を「印象~」として描いています。

仏教の教えの中に登場する神を、形として現している仏像は、
仏師の閃きによって造り出される訳ですが、
多くの意味や 価値を含んでいる様に 思われます。

…伐折羅神将は、何故怒った姿なのだろう? 邪悪を打ち払う為? 
に怒っているのだろう? 邪氣? とか
…薬師如来を 何から護っているのだろう?とか 疑問と興味が尽きません。
ある意味 人の心の中の状態を 現わしているのであれば、
心の中心の 優しい部分を護る為には、闘氣が必要!とも読めます。

これらの仏像は、信仰の対象なので、それを守る人が、いる限り永遠の存在です。

世界各地の名画も 人々が、守って行くので永遠の存在と言えますが、
時代を超えて存在する絵もあれば、時代に飲み込まれて行く絵もあります。
これらの違いは、どこから来るのでしょうか?

せっかく 絵を描くのなら、いつまでも存在する絵であって欲しいものですが、
どうすれば 作品に永遠の生命が宿るのか?…と、仏像などを見て考える訳です。

描くにあたっては…ある意味、仏像・仏画は 閃きの中の存在なので
正解というものも無いし、「印象~」と名うって自由に描けますが、
対象が国宝なので、ちょっと あまりに お粗末で 対象と 違う絵は、
描けないなぁ…と、やはり緊張します。

鏡の前で「カッ!」という顔をしてみたり、
この顔の時 伐折羅神将は、どんな氣持ちかな?と神将に成りきってみたり…

風景画・静物画・人物画とは 又違った…
興味の尽きない 無限の広がりを持った ジャンルの一つですね。

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